恵那・中津川「栗一筋」
お題「秋の味覚」
秋の味覚といえば、なんといっても栗であります。9月~10月の栗の季節のために、ワタシは生きているといっても過言ではありません。しかし、今年は10月からしばらく留守してしまうので、食べられる時がほんのちょっとしかないという由々しき事態。そんなわけで、栗虫こらしめ隊隊長のid:usakobutyoさんとともに、急ぎ恵那・中津川へ栗退治(?)に出動したのでした。
うさこさんとは6年ぶりの再会。そして恵那に来るのも6年ぶり。なつかしすぎて、嬉しすぎて、テンションがもう変な感じに。いざ、栗をこらしめん。とばかりに張り切ります。
写真は、恵那川上屋さんの、「栗一筋」&「栗の味比べ」セット(1350円)。なんという迫力。こらしめる前に倒れそうでした(目眩)。
長いのでたたみます。
上から見るとこんな感じ。器が栗の形をしています。か、かわいい。
ちょっと来ない間に(?)、こんなことになっているとは!!まったく油断も隙もありません。川上屋さん恐るべし。
大きさに驚かされましたが、モンブランクリームはあっさりした甘み。加えて和栗はくせがないので食べ続けてもしつこくありません。中にはサクサクのメレンゲと、キャラメルソース、生クリームが隠れています。このメレンゲがアクセントになっていて飽きずに食べられました。もう一皿は、栗蒸し羊羹、栗餅、くり壱、栗きんとんの四種類の組み合わせ。栗好き泣かせのセットです。
栗休めっていうか、口直しっていうか、一度しょっぱいものも食べておきましょう。ということで、川上屋さんのすぐ隣にある「そば照久庵」さんで小休止。もうちょっとでエビ天つけちゃうところでしたが我慢我慢。エビの分まで栗をこらしめるどー。
続いては、これまた川上屋さんから車ですぐの「恵那須や」さんで、「栗パフェ」。
栗粉がたっぷりかかっている栗アイス。それにほうじ茶ゼリー(だったかな)。下の方に、栗がゴロゴロはいっていました。
以前は、渋皮煮をプラス料金でトッピングできたのですが、それはなくなってしまったようです。うぅ残念。でも十分に栗を堪能したので満足です。
こちらは、usakobutyoさんが、おすすめしてくれた「恵那福堂」さんの「栗きんとん」。
4、5席ほど座るところがあり、そこでお菓子をいただけました。
川上屋さんの栗きんとんは、水分が少なめでホロホロと崩れるような食感でしたが、恵那福堂さんのはしっとりとした生地。
お店のお母さんが、「お味見に」と「栗羊羹」も出してくださって感激。帰り際に少しお話しもできて、なんだかお家にお邪魔したようなほっこりした気持ちになりました。
国道19号線、旧中山道を走れば、そこここに「栗」の看板が現れます。写真は、すや西木さんの「栗きんとん」。恵那・中津川のお店の素晴らしいところは、バラで1つだけ買っても、お茶を出しておもてなししてくださること。栗の国の方たちのやさしさに感涙。
すやさんはデパートなどの催事で時々お見かけしますが、本店はレトロな雰囲気のステキなところでした。別棟では喫茶スペースがあり、月替わりでいろいろな栗のお菓子が楽しめるようです。すでにかなり栗にこらしめられていた私たちは(おかしいな)、未練たらたらにお店を後にしたのでありました。うーん。お腹が二つほしい(いつも思う)。
最後に、中津川駅前のにぎわいプラザへ。ここでは、一つずつ、いろいろなお店の栗きんとんを買えます。味比べをしたい私たちにはぴったり。購入したのは、七福さん、新杵さん、恵那福堂さん、松月堂さん、満天星一休(どうだんいっきゅう)さん。家でゆっくりこらしめてくれよう。
ほかにも、おみやげをいくつか。
恵那須やの栗ペースト。最初どーんとセットで買おうと思ったんですけど、来週から長期旅行にでることを思い出し、ぐっとこらえました。(日持ちは2か月)。
同じく恵那須やさんの「栗納豆」。11個で2000円というのはちょっと贅沢かなぁと思いましたが、甘納豆好きなので買ってしまいました。しっとりやわらかさの残る炊き加減。上品な味わい。ふー。自分へのご褒美的なあれですな(なんのご褒美だ)。
恵那福堂さんにて「栗蒸し羊羹」(1300円)。
主役はあくまでも栗。なので、あんの甘みはとても控えめ。栗のほくほくした感じが楽しい羊羹。保存料など余計なものが一切入っていないので、日持ちは短く2日しかもちません。恵那福堂さんの栗蒸し羊羹はなんというかとてもフレッシュで、水ようかんのようにするする食べられてしまいます。一本くらい、ペロリといけるでしょう。それでいいのか??いいのです。はい。
今日のおやつは、満天星一休さんの栗きんとんと、恵那福堂さんの栗蒸し羊羹。
おいしい栗をたくさんこらしめて、100まで生きられそうな気がしました(笑)。
栗の旅、またいつか。
こらしめ隊隊員も募集中。ふふ。