La Ciabatta(チャバッタ)
本日のパンは、チャバッタ(チャバタ?)。生ハム、卵、チーズ、レタスをはさんで、パニーニにしてみました。
チャバッタは、北イタリア発祥のパン。その歴史は意外と浅く、1982年、ロミオとジュリエットの舞台になったヴェローナのパン職人「Francesco Favaron」さんが考案したと言われています。ある日、配合を間違えてパンの仕込み水多く加えてしまったフランチェスコさん。しかし焼いてみると、気泡の大きな、もちもちした食感のパンができあがったとのだとか。オリーブオイルの香るシンプルなパンは、瞬く間にイタリア中に広がったそうです。
お菓子やパンには、失敗から生まれたおいしい逸話がたくさんありますが、こうした話しを聞くにつけ、なにごとにも不器用な私は大いに力づけられるのであります。
「Ciabatta」は、イタリア語でスリッパという意味。もともとはもっと平べったかったのだと思いますが、今は少しシェイプされた形が一般的なようです。しかし、本来はもっと色白美人のはずで、今回のは焼きすぎました(汗)。
じ、じ、人生は失敗から学ぶことばかり。決して無駄にしないように。いつか美しいパンが焼けるよう日々精進であります。もぐもぐ。